現代リハビリテーションの思想が我が国に導入され、半世紀が過ぎました。
1964年の東京パラリンピック、1981年の国際障害者年などの基本的理想とする「ノーマライゼーション」の普及により、障害を有する人への接し方、考え方が変化してまいりました。リハビリテーションの専門病院が新設されていく歴史の流れの中、1989年(平成元年)、学術交流を目的とした「日本リハビリテーション看護学会」を創設いたしました。更に2002年には、法人格を取得し市民権を得ることができました。そして、2008年は「創立20年のメモリアルイアー」を迎えることができました。
本学会の目的は「一般の人々に対し、リハビリテーション看護の知識及び技術、活動を行うと共にリハビリテーション看護を行う者の育成に関する事業を実施する。それによりリハビリテーション看護の向上、発展に寄与する。」であります。
具体的活動として、本学会の学術大会・研修会の他リハビリテーション看護に関する関連団体との連携、そしてその活動への参加と支援、官民団体との国内外への交流活動などを実施いたしております。直近では、2007年のインドネシア災害後時の支援、2008年は中国国内のリハビリテーション普及を目指す「中国リハビリテーション研究センター」設立20周年式典に参加し交流を深めております。
現在・未来を推測いたしましても、益々の超高齢社会であります。現代医学の影では後遺症に苦しむ人、救命はいたしましたが寝たきりになった人など、国民一人一人がその地で健康に暮らす事に対するニーズは、高くなるばかりであります。 皆様お一人お一人と、リハビリナースとして同じ目的に向かい、そのニーズに少しでも応えられるよう、共に学び歩んで行ける事を願っております。
